ビデオカメラ・HC-W585M-Wの体験談

半年ほど前にテレビを買い換えたのですが、５年前に購入したビデオカメラの映像を映したところ、あまりの画質の低さに驚きました。テレビの画面サイズを大きくした事も一因だと思います。どうにか、きれいに撮影できないかと考えておりました。また、４Ｋカメラの購入とでも悩んでおりました。
我が家は、町のパナソニックの電気屋が親戚に居たため、昔からナショナル・パナソニック製品を使う機会が多かった事と実際に店舗で実機を触って、手に馴染んだため選びました。
やはり、この製品にして良かったと思います。理由は３つあります。
１つ目は、悩みであった画質の向上が大幅に上がった事です。今までのカメラでは、ぼやけていた所がハッキリと鮮明に撮影できる様になりました。また、発色やピントのずれなども前機種と比べ明確に違いが出ました。
２つ目は、本体の軽さと大きさです。前機種ではボディーが小さい割に何故か重さを感じていました。今までは目線の高さで撮影をするのにも約３０分が限界でしたが、今回購入した機種にしてからは気づかないうちに約５０分程、ノンストップで撮影をしていた事などから、ボディーの軽さの恩恵を受けたと感じました。また私個人の手が大きい事から、全機種は持ちにくく撮影しづらかったのですが、ボディーが太くなっているためか、手にしっかりと馴染みボタンの操作も格段にしやすくなりました。
最後は、動画編集の手軽さと言う点です。撮影はフルＨＤ動画なので、この点は全機種との違いや向上はありません。今回４Ｋ機種も選択肢の一つでしたが、あえてフルＨＤ機種にしたのには理由があります。それは、４Ｋ動画を編集するには既存のレコーダーで編集ができない事やハイスペックなパソコンが必要だと言う事と、ディスク化する際に画質がフルＨＤにダウンコンバートされてしまうと言う点でした。これは４Ｋと言う規格がブルーレイなどのディスクを対象にした物では無く、主にインターネット配信などを対象にしている物だからだと考えられます。編集する手間や設備の点、友人や親戚にディスク化した物を配る時の事を考えると、結局ダウンコンバートするなら４Ｋではなく、ハイスペックなフルＨＤの方がとの考えから最終的に判断しました。
家電製品の５年というのは、技術がめざましく進歩しているのだと感じました。今回購入した機種は、とても満足に行くカメラでしたが、この技術進歩のスピードからすると、ハイスペックの物を長く使うのではなく、ノーマルスペックの物を短いスパンで買い換えると言う選択肢もあるのかも知れません。

34歳　男性