KZ-PG33の体験談

我が家では、しばしば鍋やしゃぶしゃぶ、おでんを好んでおり、よく食卓にカセットコンロを置いて、調理しながら食べていました。しかし子供が産まれたあとは一変。直火では、幼児には火傷の危険があり、妻が卓上での調理に猛反対。しかたなくしばらくの間、鍋物はキッチンで作り終えてから食卓に移動していました。しかし、鍋やおでんは、ひんぱんにキッチンへ取りに行く必要があり、そのたびに再加熱してよそって、とおかわりするたびにヘトヘト。しゃぶしゃぶは一気に火を通してさらに盛り付けるとあっという間に冷めてしまい、ちっともおいしくありませんでした。とはいえ子供の安全のために、背に腹はかえられず。泣く泣く卓上調理を諦めていました。
同じ年齢の幼児がいる知人宅にうかがったとき、卓上IH調理器で鍋をご馳走してくれました。IHなら直火ではないので火事の心配もなく、カセットコンロのようなガスボンベの交換や換気も必要ないと聞き、さっそく我が家でも検討しました。実際に家電量販店の店頭に行ってみると、ピンからキリまでいろいろなメーカー、機種がありました。店員さんに相談したところ、IHは制御技術で差が出る（安価なモデルは音がうるさい）のと、安全装置などを考慮して有名メーカーの商品を選んだ方が無難とのアドバイスをいただきました。デザイン的にもシックなモデルが良いと思ったのと、IH対応の鍋がなく購入を予定していたので、鍋が付属するパナソニックのKZ-PG33を選びました。
デザインが黒を基調としたシックなもので、とても気に入りました。専用鍋は深さがあって、寄せ鍋やしゃぶしゃぶもやりやすく、さすが専用付属品だと思いました。ガラス蓋なので中が見えるのも良いです。操作はコンセントを差してスタートを押すだけなので簡単です。便利だなと思ったのが「強火」と「とろ火」のワンタッチボタンがあること。たとえばしゃぶしゃぶ用にだし汁を沸騰させようと思ったとき、火力ボタンを何度も押す必要がなく、一発で最大パワーに持っていけるので楽です。反対に、沸騰しすぎて弱火にしたいときにはとろ火を押せば一気に弱まるので、よく考えられていると思います。知人宅のIH調理器よりも、音は静かなのが嬉しいです。子供には、鍋部分だけを気をつけさせれば良いので、安心して卓上調理を復活させることができ大満足です。

38歳　男性