NA-VX800ALの体験談

子供が産まれて洗濯物が一気に増えました。これまでもドラム式の洗濯乾燥機を使っていたのですが、乾燥機能のヒーターが強すぎて、服が激しく縮んでしまい使い物になりませんでした。そのため、洗って脱水が終わった洗濯物を、いちいちシワを伸ばしてハンガーなどにかけ、ベランダの物干し台につるしたり、浴室乾燥に並べたりと、洗濯自体にものすごい手間がかかっていました。しかし今年は長梅雨のため外に干せない日が多かったこともあり、ほとんど浴室乾燥をしていました。しかし浴室だとスペースが少ないので大量に干せなかったり、ぎゅうぎゅうにすると生乾きになって嫌な匂いがついたり、ストレスがたまりました。おまけにガス代が結構かさんでしまい、きちんと乾燥できるドラム式洗濯乾燥機に買い換えることにしました。
家電量販店で、4メーカーの機種を見比べてみました。店員さんに現状を話すと、いまの乾燥機能は昔に比べて衣類が縮まなくなったとのことでしたが、ヒーター加熱タイプよりもヒートポンプ式のほうが乾きが良いとおすすめされました。ヒートポンプ式のモデルを見比べていたのですが、洗浄力や洗濯・乾燥容量も気にした方が良いと思い始めて比較したところ、給水を加温してお湯で洗えること、洗濯容量が大きいこと、乾燥時にシワを伸ばす機能があることから、パナソニックのNA-VX800ALを選びました。妻は特に、毎日のルーチンが楽になる洗剤自動投入機能と、子供の食べこぼしやシミが落とせる40度のつけおき洗い機能が良いとのことでした。
使ってみてまず感じたのが、洗剤自動投入のありがたさ。今までは毎回、洗濯機が計って示す重量に合わせて、液体洗剤をキャップで計って入れていましたが、よくキャップからあふれたり、洗濯機に洗剤がかかったりするのが地味にストレスでした。それが洗濯物を入れ、コースを選んでスタートを押せばすべて完結。これはもう、洗剤自動投入機能のない機種には戻れない快適さです。そして洗い上がりも良く、トマトソースなど強い汚れもきれいに落とせていました。気になる乾燥機能も、縮みがほとんどなく妻も驚いていました。いままでの天日干し生活の苦労を考えると、もっと早く買い変えば良かったと思いました。泥汚れはつけ置き洗いコースと併用することで、満足いく仕上がりになり、手洗いしなければならない機会が減り、家事の効率がぐんとあがりました。総じて、家電は10年、いや5年ひと昔、と言えるくらい進化しているので、手作業で苦労するくらいなら買い換えて時間を捻出する方が賢いと感じました。

38歳　男性