NP-TZ200の体験談

4人家族なので食器の数が多く、毎食後に食器を洗うのが憂鬱でした。妻との不問律で、料理を作っていない人が後片付けをすることになっており、平日はほとんど妻が料理をするため、自分が洗う担当になることばかりでした。恥ずかしながら男のくせに皮膚が薄くて弱く、食器洗剤で手荒れをしてしまうのでゴム手袋が必須です。そのため、食器を手洗いしても、油汚れが本当に落ちきったかを、指の感触で確認することができず、よく洗い残してしまい妻に叱られていました。また仕事で疲れて帰ってきて、一杯晩酌をしてしまうと、食器を洗う気力も萎えてしまい、本当に憂鬱でした。子供たちの手前、怠けるわけにもいかず、気力をふりしぼって食器を洗って、くたくたになってしまう毎日でした。
家事は分担して押し付け合うのではなく、機械化できるものは機械化して家事そのものを減らそう、と考え、食器洗い乾燥機の購入を決めました。キッチンのシンク部分に後付けできる機種があまりないので、サイズ的に置ける機種としてパナソニックの３機種が候補になりました。機能でランク分けされていたのですが、油汚れがよく落ちることと、操作が簡単なこと、キッチンに置いても見栄えがすること、を考慮して、NP-TZ200を選択しました。他の機種だとボタンがたくさんついていて見栄えが悪かったのと、ボタンが多いと水などが侵入して故障しそうで嫌だったのですが、NP-TZ200はボタンがないフルフラットデザインなので、この機種に決めました。
設置してしばらくは「でかい！」と大きさに慣れない日々が続きましたが、しばらくすると見慣れました。白でシンプルなデザインだったぶん、キッチンのなかにすんなり溶け込んでくれたので、シルエットの美しいモデルを選んで良かったと感じました。ドアが上下に分かれていて、手前に開いてもあまり面積を要しないので、食器の出し入れは楽です。ただしカゴの形状に癖があるので、平たい皿はともかく、すこし深めの皿や茶碗、お椀などは順番を考えないとうまく入らないので慣れるのに時間がかかりました。とはいえ、一度セットしてしまえばあとは洗剤を入れてボタンを押せば乾燥までやってくれるので、晩酌後でも食器をセットする心理的なハードルはぐっと下がりました。熱湯と専用洗剤で洗うためか、油汚れのひどい鍋や皿もすっきり落ち、ガラス製品が新品のようにピカピカになり、ザルや弁当箱のような洗いづらいものも隅々まできれいになるなど、驚きの連続です。手荒れの悩みからも解放され、本当に買って良かったと感じています。

38歳　男性